旧制市岡中学校校歌 (明治39 年制定

                                 一柳安次郎 作詞

                                 大橋純二郎 作曲

1東大湖の水受けて              溶々西に二十 餘里
 流 れて止まぬ澱江の            浪路の末の澪標(みおつくし)
 努 力の潮我が領と              いそしむ健兒千五百

2生駒の山に春立ちて             和楽の風は窓に充ち
 協 同和衷の花にほふ            自然と人と相須(あいま)ちて
 光 榮著(しる)き家族制           永久(とは)に榮ゆく校風や

3秋尻無(あきしりなし)の櫨(はぜ)紅葉
                           紅もゆる心もて

 智徳を修め身を鍛え             向上の道巡りてぞ
 朝 夕(あさゆふ)あふぐ忠孝(忠恕)の  二つの文字に生命(いのち)ある

4今錦城(いまきんじょう)の夜はあけて 
                           自彊(じきょう)の鐘は高鳴れり

 理 想の光照りそひて             優 柔の魔は影もなく
 見 よ剛健の花かをる             市岡健兒意気高し

                  (市岡高等学校の校歌としては3 を省略)